一乗城跡(読み)いちじようじようあと

日本歴史地名大系 「一乗城跡」の解説

一乗城跡
いちじようじようあと

[現在地名]福井市城戸内町

朝倉館跡の背後、標高四一〇―四七〇メートルの城山しろやま山頂にある。朝倉氏によって築城されたが、その年代は不明。朝倉氏滅亡時には戦わずして廃城となった。

「越前国城蹟考」によると「城戸内村ヨリ城台迄三十町余、巽方ニ当、城台東西十七間計、南北十三間計、外ニ十九間ニ四間計高一丈三尺計 土台一ケ所、十七間ニ四間計高弐丈計 土台一ケ所、十八間ニ四間計高弐丈計 土台一ケ所、右城台ヨリ巽方ニ在、三十三間ニ十弐間計高四丈計 土台一ケ所、六間ニ七間計高三丈計 土台一ケ所、三間ニ六間計 土台一ケ所、三間ニ四間計 土台一ケ所、右城台ヨリ戌方ニ在」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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