一二に及ばず(読み)イチニニオヨバズ

デジタル大辞泉 「一二に及ばず」の意味・読み・例文・類語

一二いちにおよばず

手紙の結びに書く語。一つ二つと書き分けて詳しく言わないという意。不一ふいつ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「一二に及ばず」の意味・読み・例文・類語

いちに【一二】 に 及(およ)ばず

  1. ( 一つ、二つと細かく分けて触れないということから ) 詳しく書かない。あれこれ言わない。多く手紙などに用いた。不一
    1. [初出の実例]「万事物忩之際、不一二、併期面謁之時候、恐々謹言」(出典庭訓往来(1394‐1428頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android