一人親方(読み)ヒトリオヤカタ

デジタル大辞泉 「一人親方」の意味・読み・例文・類語

ひとり‐おやかた【一人親方】

建設業などで、法律上は個人事業主として取引先と契約する者。実態労働者と同様の業務に従事している場合が多く、労働災害発生率も高いにもかかわらず、事業主であるため労災保険などの労働者保護の法令が適用されない場合も多い。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の一人親方の言及

【労働者災害補償保険】より

… 労基法上の制度の限界を克服して,使用者の補償責任を分損化して補償を確実,迅速,公平にするために,法定拠出と法定給付による保険方式を定めているのが,労働者災害補償保険法である。国が保険者として,企業に雇用される全労働者を対象に強制適用がなされるほか,法で定める中小零細企業の一人親方などにも特別加入を定めている。なお,この制度の特別法として,船員保険法(1939公布),国家公務員災害補償法(1951公布),地方公務員災害補償法(1967)などがあるが,これらの法は,いずれもその給付などについては労働者災害補償保険法に類似する。…

※「一人親方」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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