一価関数(読み)イッカカンスウ(その他表記)one-valued function

デジタル大辞泉 「一価関数」の意味・読み・例文・類語

いっか‐かんすう〔‐クワンスウ〕【一価関数】

関数において、xの値に対してyの値がただ一つ定まるもの。→多価関数

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「一価関数」の意味・読み・例文・類語

いっか‐かんすう‥クヮンスウ【一価関数】

  1. 〘 名詞 〙 独立変数の一つの値に対し、従属変数の値がただ一つ定まるような関数。すなわち、関数 f(x) でxの値を一つ定めれば、y=f(x) の値がただ一つ定まるようなもの。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「一価関数」の意味・わかりやすい解説

一価関数
いっかかんすう
one-valued function

関数 yf(x) において,1つの x に対して y の値がただ1つ対応するものをいう。現在では,単に関数といえば一価関数を指すが,多価関数も「関数」と呼んだ過去習慣から,特に多価関数と区別する必要があるときに一価関数という。

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