一具の沙汰(読み)いちぐのさた

精選版 日本国語大辞典 「一具の沙汰」の意味・読み・例文・類語

いちぐ【一具】 の 沙汰(さた)

  1. 鎌倉室町幕府訴訟法で、二件の訴訟をまとめて審理すること。一具訴訟。一具沙汰。
    1. [初出の実例]「与奪状とは、一具之沙汰事を本奉行申渡訴状也」(出典:沙汰未練書(14C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む