一切有為(読み)いっさいうい

精選版 日本国語大辞典 「一切有為」の意味・読み・例文・類語

いっさい‐うい‥ウヰ【一切有為】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. いっさいういほう(一切有為法)」の略。
  3. 転じて、この世の移り変わってはかないこと。
    1. [初出の実例]「一切有為(いっサイウイ)の法は悉く夢の如く、幻の如く、水月鏡像(きゃうざう)の喩(たとへ)にさとりぬべし」(出典源平盛衰記(14C前)四五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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