一国平均沙汰(読み)いっこくへいきんさた

精選版 日本国語大辞典 「一国平均沙汰」の意味・読み・例文・類語

いっこくへいきん‐さた【一国平均沙汰】

  1. 〘 名詞 〙 室町時代、一国すべてを対象として徳政令などの特定法令を施行すること。
    1. [初出の実例]「右、可一国平均沙汰之旨、被触仰畢」(出典:内閣文庫本建武以来追加‐嘉吉元年(1441)九月一二日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android