一差し(読み)ひとさし

精選版 日本国語大辞典 「一差し」の意味・読み・例文・類語

ひと‐さし【一差・一指・一緡】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 相撲将棋、舞などの一回、一番。
    1. [初出の実例]「一差仕て見候はんとて、起走て隠所へ寄て」(出典:古事談(1212‐15頃)六)
  3. ( 「一緡」とも ) 銭百文または千文の称。→緡(さし)緡(びん)
    1. [初出の実例]「薄暮詣鹿苑。持以一繦」(出典蔭凉軒日録‐延徳二年(1490)正月一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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