一式村(読み)いつしきむら

日本歴史地名大系 「一式村」の解説

一式村
いつしきむら

[現在地名]永源寺町一式

市原野いちはらの村の西にあり、南を蛇砂へびすな川が西流する。一色村とも記され、市原一色村とも称された。慶長七年(一六〇二)検地帳(一式共有文書)では高四七八石余、うち荒地分七〇石。この段階では幕府領であったらしい。のち彦根藩領。寛永石高帳では高四五七石余。万治元年(一六五八)の検地帳(一式共有文書)では上田一八町九反余・中田四町四反余・下田一町四反余、永荒田四町五反余、上畑二町二反余・中畑九町余・下畑三反余、屋敷一町五反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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