一押(読み)ひとおし

精選版 日本国語大辞典 「一押」の意味・読み・例文・類語

ひと‐おし【一押】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一度押すこと。また、わずかに力を加えること。
    1. [初出の実例]「一押は紅葉也けり雪げ川」(出典:俳諧・文政句帖‐六年(1823)一月)
  3. 一気に圧倒すること。
    1. [初出の実例]「鞍山站から一押(ヒトオシ)と思った首山堡が容易に取れない」(出典田舎教師(1909)〈田山花袋六一)
  4. 取引市場で、相場がいったん下落すること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 一月

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む