一日巡り(読み)ひとひめぐり

精選版 日本国語大辞典 「一日巡り」の意味・読み・例文・類語

ひとひ‐めぐり【一日巡・太白神】

  1. ( 「ひといめぐり」の時代も ) 陰陽道方角神の一つ太白神(たいはくじん)のこと。四方四隅の八方八日で一巡し、あと二日は天に上るとされ、日ごとに遊行の方角を変えるところからいう。その方角に向かう外出などを凶とする。ひとよめぐり。〔十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android