一本参る(読み)イッポンマイル

デジタル大辞泉 「一本参る」の意味・読み・例文・類語

一本いっぽんまい・る

剣道などで相手一本打ち込む、または、一本打ち込まれる。
相手をやり込める。また、相手にやり込められる。

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精選版 日本国語大辞典 「一本参る」の意味・読み・例文・類語

いっぽん【一本】 参(まい)

  1. 剣道などで相手を一本打ち込む。また、相手から一本打ち込まれる。
    1. [初出の実例]「先方がいつ迄もこの態度で居ては運動にならんから、あまり長くなると又ちょいと一本参る」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉七)
  2. 相手からやりこめられて降参する。言い負かされる。
    1. [初出の実例]「純一は一本(イッポン)(マヰ)ったと思った」(出典青年(1910‐11)〈森鴎外〉一)

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