一本箸(読み)いっぽんばし

精選版 日本国語大辞典 「一本箸」の意味・読み・例文・類語

いっぽん‐ばし【一本箸】

〘名〙 食物に箸を一本だけ突き立てること。また、その箸。目ざす方にだけ供して他に分けない意を示す。葬式のとき、死者に供する枕飯(まくらめし)にも同様にするところから、日常はこれをきらう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「一本箸」の意味・読み・例文・類語

いっぽん‐ばし【一本箸】

死者に供える一膳飯に突き立てる、1本の箸。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android