一松雑斎(読み)ひとつまつ ざっさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一松雑斎」の解説

一松雑斎 ひとつまつ-ざっさい

?-? 戦国-織豊時代儒者
新庄直昌の3男。天智(てんじ)天皇がうえたという近江(おうみ)(滋賀県)の唐崎の松が,天正(てんしょう)元年(1573)大風雨でたおれたとき,松を各地にもとめる。18年比叡(ひえい)山で元の形にそっくりの松をみつけてうえた。これより姓を一松とあらためた。近江出身。名は直寿(なおなが)。通称左兵衛

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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