左兵衛(読み)サヒョウエ

デジタル大辞泉 「左兵衛」の意味・読み・例文・類語

さ‐ひょうえ〔‐ヒヤウヱ〕【左兵衛】

左兵衛府。また、そこに属した武官。⇔右兵衛。→兵衛府

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精選版 日本国語大辞典 「左兵衛」の意味・読み・例文・類語

さ‐ひょうえ‥ヒャウヱ【左兵衛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. さひょうえふ(左兵衛府)
  3. 兵衛府に属する兵衛。兵衛は郡司の子弟、あるいは六位以下八位以上の者の嫡子中から強健で弓馬に長じた者を国内の三分の二の郡から采女と重複しないように選ぶ(軍防令兵衛条)。左右兵衛府に各四〇〇人所属する。
    1. [初出の実例]「左兵衛府〈右兵衛府准此〉督一人。〈掌挍兵衛。分配閤門。以時巡撿。車駕出入分衛前後。及左兵衛名帳。門籍事〉」(出典令義解(718)職員)

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