一枚型(読み)いちまいがた

精選版 日本国語大辞典 「一枚型」の意味・読み・例文・類語

いちまい‐がた【一枚型】

  1. 〘 名詞 〙 紅型(びんがた)染めの型紙一つ。奉書一枚を用い、大模様を置くもので、最高級のものとされる。
    1. [初出の実例]「肩から裾まで束熨斗(たばねのし)の一枚形」(出典:浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android