束熨斗(読み)たばねのし

精選版 日本国語大辞典 「束熨斗」の意味・読み・例文・類語

たばね‐のし【束熨斗】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 熨斗(のし)を束ねたもの。
    1. [初出の実例]「ふっと起くれば勝手には三方土器(かはらけ)たばねのし」(出典浄瑠璃八百屋お七(1731頃か)中)
  3. 模様としたもの。また、それを図案化した紋所
    1. 束熨斗<b>②</b>
      束熨斗
    2. [初出の実例]「往生ずくめの弁慶出立。肩から裾迠たばねのしの一枚形」(出典:浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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