一栄一落(読み)イチエイイチラク

デジタル大辞泉 「一栄一落」の意味・読み・例文・類語

いちえい‐いちらく【一栄一落】

《春には花が咲き、秋には葉が落ちるところから》人が栄えたり衰えたりすること。

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精選版 日本国語大辞典 「一栄一落」の意味・読み・例文・類語

いちえい‐いちらく【一栄一落】

  1. 〘 名詞 〙 ( 草木が春には花が咲き、秋には葉が落ちるところから ) 人の世の、一度栄えたかと思うと、すぐ衰えること。世の栄枯盛衰の激しさをいう。
    1. [初出の実例]「駅長莫驚時変改 一栄一落是春秋」(出典菅家後集(903頃)明石駅亭口詩)
    2. 「まことに、一栄一落、まのあたりなる憂世とて、又この山を落ちてゆく」(出典:車屋本謡曲・二人静(1464頃))

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