一次胚乳(読み)いちじはいにゅう(その他表記)primary endosperm

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「一次胚乳」の意味・わかりやすい解説

一次胚乳
いちじはいにゅう
primary endosperm

胚乳のでき方の一形式。裸子植物では,胚嚢の核がまず多数に分裂したのちに一時に多数の細胞に分れるが,胚嚢の内部から生じるとの意味でこれを一次胚乳という。被子植物では重複受精により胚嚢以外の起源から生じるので,二次胚乳という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む