一生奉公(読み)いっしょうぼうこう

精選版 日本国語大辞典 「一生奉公」の意味・読み・例文・類語

いっしょう‐ぼうこうイッシャウ‥【一生奉公】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代諸侯などの奥方に仕える女中などが、その奥方の生きている間奉公すること。
    1. [初出の実例]「予(かね)て生涯奉公(イッシャウボウコウ)とも思ひ込みありし故」(出典人情本・清談松の調(1840)初)
  3. 一生の間奉公に出ること。〔譬喩尽(1786)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む