一番備(読み)いちばんぞなえ

精選版 日本国語大辞典 「一番備」の意味・読み・例文・類語

いちばん‐ぞなえ‥ぞなへ【一番備】

  1. 〘 名詞 〙 戦場で、敵の最も近くに位置する部隊。一番手。先陣
    1. [初出の実例]「桂川合戦事〈略〉溝尾左兵衛等は一番備に居申し候」(出典:籾井家日記(1582頃)二(古事類苑・兵事九))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android