一番煎(読み)いちばんせんじ

精選版 日本国語大辞典 「一番煎」の意味・読み・例文・類語

いちばん‐せんじ【一番煎】

  1. 〘 名詞 〙 茶や薬を煎じ出す時、最初に煎じ出したもの。
    1. [初出の実例]「薬を茶碗へつぎ『モシ、一番(バン)(セン)じでござりまする』」(出典歌舞伎霊験曾我籬(1809)六幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android