一番門(読み)いちばんもん

精選版 日本国語大辞典 「一番門」の意味・読み・例文・類語

いちばん‐もん【一番門】

〘名〙 江戸時代遊郭で、夜明け七つ(午前四時頃)の一番太鼓や鐘を合図大門を開くこと。また、その大門。
浄瑠璃傾城反魂香(1708頃)中「まだ大門のをそ桜、忍びて開け一ばん門の東がしらむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報