一癖(読み)ヒトクセ

デジタル大辞泉 「一癖」の意味・読み・例文・類語

ひと‐くせ【一癖】

一つの癖。ちょっとした癖。
普通の人とはどこか違っていて扱いにくい性格。「一癖ありげな人物

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精選版 日本国語大辞典 「一癖」の意味・読み・例文・類語

ひと‐くせ【一癖】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一つのくせ。
  3. どこか普通の人やものと異なったところ。どことなく一筋縄ではいかないと感じさせる性格や強い個性。
    1. [初出の実例]「さる人は目もとに一くせあるものそ」(出典:中華若木詩抄(1520頃)中)
    2. 「ウム、成る程、一くせも二癖もある顔をして居る」(出典:我羊独語(1929)〈品川義介〉逝ける大隈侯を想ふ)

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