一結び(読み)ひとむすび

精選版 日本国語大辞典 「一結び」の意味・読み・例文・類語

ひと‐むすび【一結・一掬】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ひとつにむらがっていること。ひとむれ。一団。煙などの場合にいう。
    1. [初出の実例]「遠方にただ一むすひ立つ煙思ひとくにぞ小野の炭がま〈藤原隆房〉」(出典:正治初度百首(1200)冬)
  3. 一回結ぶこと。また、一つの結びめ。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  4. 紐の結びの一つ。柱に紐を結ぶ時や、丸太材を引っぱる際の結び方。
    1. <a href=一結" />
      一結
  5. ( 一掬 ) 水などを一回手で汲むこと。また、その汲んだ水。
    1. [初出の実例]「大海の一むすびがほどを申侍らむ」(出典:宝物集(1179頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む