一団(読み)イチダン

精選版 日本国語大辞典 「一団」の意味・読み・例文・類語

いち‐だん【一団】

  1. 〘 名詞 〙 ひとつにまとまったもの。特に、ひとつの集まり、かたまり。
    1. [初出の実例]「一団の泥を以て心を至して仏塔を可修治しむ」(出典:今昔物語集(1120頃か)二)
    2. 「一団(イチダン)群衆眼前に」(出典虞美人草(1907)〈夏目漱石〉二)
    3. [その他の文献]〔岑参‐衛節度赤驃馬歌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む