一縮(読み)イッシュク

デジタル大辞泉 「一縮」の意味・読み・例文・類語

いっ‐しゅく【一縮】

よろい武具に身をかためること。また、その鎧や武具。転じて、鎧や武具をつけた武者
「只一人鎧―して」〈太平記・二六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一縮」の意味・読み・例文・類語

いっ‐しゅく【一縮】

  1. 〘 名詞 〙(よろい)具足などのひとそろえ。また、それを身につけること、それを身につけている者。一支具(いっしく)
    1. [初出の実例]「只一人鎧一縮(シュク)して、歩立(かちだち)に成て」(出典:太平記(14C後)二六)
    2. 「具足一しゆくとは、とう、袖、かふと事歟」(出典:山科家礼記‐康正三年(1457)八月六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む