一般条約(読み)いっぱんじょうやく(その他表記)general treaty

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「一般条約」の意味・わかりやすい解説

一般条約
いっぱんじょうやく
general treaty

世界の大多数の国家が当事国であるか,または当事国となることを予定している条約。2ヵ国または限られた範囲の国の間で締結される「特別条約」と対比される。世界各国の共通関心事や国際法の一般的規則について定めたものが多く,国際社会の緊密化に伴い次第に増加しつつある。国際連合もとで締結される諸条約,特に国際法の法典化条約は,典型的な一般条約といえる。一般条約はその性質上,それを未加入国に開放し,加入の手続規定を定めて新たな国家の参加を認めているのが普通である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む