一議に及ばず(読み)イチギニオヨバズ

デジタル大辞泉 「一議に及ばず」の意味・読み・例文・類語

一議いちぎおよばず

あれこれ議論するまでもない。問題にするまでもない。「一議に及ばず承認される」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一議に及ばず」の意味・読み・例文・類語

いちぎ【一議】 に 及(およ)ばず

すこしの議論もしない。異論を述べることもない。また、問題にしない。
太平記(14C後)一〇「廿余人の侍共、一義にも及ばず、『皆御定(ごぢゃう)に随ふべし』とぞ申しける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android