一足飛(読み)いっそくとび

精選版 日本国語大辞典 「一足飛」の意味・読み・例文・類語

いっそく‐とび【一足飛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 両足をそろえて飛ぶこと。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕
  3. 一気に他の地点に移動すること。急いで走るさま。
    1. [初出の実例]「足ばやに縁の上へ、くらくらと一足とびにかけあがり」(出典浄瑠璃・孕常盤(1710頃)四)
  4. 順序を踏まないで、飛び越えて進むこと。変化の急激であること。
    1. [初出の実例]「去年ことし一足飛か日のからす〈親信〉」(出典:俳諧・小町踊(1665)春)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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