一随(読み)いちずい

精選版 日本国語大辞典 「一随」の意味・読み・例文・類語

いち‐ずい【一随】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙いちず(一途)
    1. [初出の実例]「他是一味裡用心(タアアスウイツウイリイヨンスイン)(〈注〉かれがイチスイにせいをだして)」(出典洒落本和唐珍解(1785))
    2. 「一ずゐに思ひ込んだ娘が貞女」(出典:歌舞伎・鶴千歳曾我門松(野晒悟助)(1865)中幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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