丁字戦法(読み)ていじせんぽう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「丁字戦法」の意味・わかりやすい解説

丁字戦法
ていじせんぽう

日本海海戦で用いられた旧日本海軍の砲戦戦法縦陣で進む敵艦隊の頭を味方艦隊が縦陣で横切りつつ敵艦隊を射撃する戦法。味方が舷側砲火によって多く火砲をもって敵の先頭集中攻撃しうるのに対し,敵は少数の砲でしか射撃できない。丁字を描くことから,こう呼ばれた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む