精選版 日本国語大辞典 「七下」の意味・読み・例文・類語
ななつ‐さがり【七下】
〘名〙
① =ななつすぎ(七過)①
② 午後四時を過ぎた頃の状態。また特に、空腹になること。
③ =ななつじぶん(七時分)②
※俳諧・山水十百韻(1679)下「八橋の雲井の都腹へりて 七つさがりのから衣の哥」
④ 鶉(うずら)の鳴声にいう。
※随筆・嬉遊笑覧(1830)一二「なく声ふとく七ツ下がりの名鳥なり」
⑤ 昼過ぎ。午後。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報