七公三民(読み)シチコウサンミン

デジタル大辞泉 「七公三民」の意味・読み・例文・類語

しちこう‐さんみん【七公三民】

江戸時代年貢率の一。その年の収穫高の7割を年貢として領主に納め、3割を農民所得とするもの。

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精選版 日本国語大辞典 「七公三民」の意味・読み・例文・類語

しちこう‐さんみん【七公三民】

  1. 〘 名詞 〙 近世における、貢租上納の率。収穫の七割を年貢(ねんぐ)として上納し、三割耕作者の取り分としたこと。

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