七郎神社(読み)しちろうじんじや

日本歴史地名大系 「七郎神社」の解説

七郎神社
しちろうじんじや

[現在地名]多久市西多久町板屋字野中

伊万里往還(佐賀―伊万里)筋の集落八竜はちりゆうにある。旧村社。

丹邱邑誌」によると、神体は平戸(現長崎県平戸市)志志岐ししき神社と同体で稚武王命である。永禄四年(一五六一)に勧請されている。

祭礼について、「丹邱邑誌」には「古ハ祭ヲ掌ル者ヲ名頭ト称シ、板屋女山ニ七十五軒アリ、漸々衰廃シテ今二十五名アリ巡番ニ祭ヲ掌ル。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android