七重八重(読み)ナナエヤエ

デジタル大辞泉 「七重八重」の意味・読み・例文・類語

ななえ‐やえ〔ななへやへ〕【七重八重】

数多く重なること。また、そのもの。「七重八重包帯を巻く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「七重八重」の意味・読み・例文・類語

ななえ‐やえななへやへ【七重八重】

  1. 〘 名詞 〙 幾重にもかさなったもの。また、数多くのかさなり。
    1. [初出の実例]「ななへ八重花は咲けども山吹のみのひとつだになきぞ悲しき〈兼明親王〉」(出典:後拾遺和歌集(1086)雑五・一一五四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android