七重(読み)シチジュウ

デジタル大辞泉 「七重」の意味・読み・例文・類語

しち‐じゅう〔‐ヂユウ〕【七重】

七つかさなっていること。ななえ。「七重の塔」

なな‐え〔‐へ〕【七重】

七つ重ねること。また、たくさんのものを重ねること。多くの重なり。しちじゅう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「七重」の意味・読み・例文・類語

なな‐え‥へ【七重】

  1. 〘 名詞 〙 七つかさなること。また、そのもの。転じて、多くのかさなり。しちじゅう。
    1. [初出の実例]「臣の子は 栲の袴を 那那陛(ナナヘ)をし 庭に立たして 足結撫だすも」(出典日本書紀(720)雄略即位前・歌謡)

しち‐じゅう‥ヂュウ【七重】

  1. 〘 名詞 〙 七つかさなっていること。また、そのもの。ななえ。
    1. [初出の実例]「天には七重のあみあり」(出典:宝物集(1179頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む