万葉緯(読み)マンヨウイ

デジタル大辞泉 「万葉緯」の意味・読み・例文・類語

まんようい〔マンエフヰ〕【万葉緯】

江戸中期の編注書。20巻。今井似閑いまいじかん著。享保2年(1717)ごろ成立か。万葉集注釈に役立つ古歌古文を集め、注を施したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「万葉緯」の意味・読み・例文・類語

まんようい マンエフヰ【万葉緯】

古代の、主として文学関係の資料の編注書。二〇巻。今井似閑(じかん)編。享保二年(一七一七)頃までに成立か。「万葉集」注釈の助けとなる古文古歌類を集め、考証解説を加えたもの。古歌謡を多く集録しているので一面古謡集考証の書となっている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android