古歌(読み)フルウタ

デジタル大辞泉 「古歌」の意味・読み・例文・類語

ふる‐うた【古歌】

古い時代の歌。古人の詠んだ歌。こか
「―奉りし時の目録のその長歌」〈古今雑体・詞書〉

こ‐か【古歌】

古いうた。昔の人の作った和歌

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精選版 日本国語大辞典 「古歌」の意味・読み・例文・類語

こ‐か【古歌】

  1. 〘 名詞 〙 古い歌。古人の詠歌
    1. [初出の実例]「古歌曰 橘の寺の長屋に我が率寝し童女放りは髪上げつらむか」(出典:万葉集(8C後)一六・三八二二)
    2. [その他の文献]〔白居易‐楊柳枝詩〕

ふる‐うた【古歌】

  1. 〘 名詞 〙 古人のよんだ歌。古い時代の歌。ふるい歌。こか。
    1. [初出の実例]「ふるうたたてまつりし時のもくろくのそのながうた」(出典:古今和歌集(905‐914)雑体・一〇〇二・詞書)

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