万言の書(読み)ばんげんのしょ(その他表記)wan-yan-shu; wan-yen-shu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「万言の書」の意味・わかりやすい解説

万言の書
ばんげんのしょ
wan-yan-shu; wan-yen-shu

中国,宋代に監司といわれた州県官の監督機関の長である一路 (宋・金代の地方監督区画) の転運使提点刑獄などが,その任を終えて都に帰るとき,皇帝に提出する復命書のこと。必ずしも万言を連ねたわけではない。王安石が江南提点刑獄の任から帰って,仁宗に奉った『仁宗皇帝に上 (たてまつ) るの書』は千古名文として名高い。

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