丈部路乙麻呂(読み)はせつかべのみちの おとまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「丈部路乙麻呂」の解説

丈部路乙麻呂 はせつかべのみちの-おとまろ

714-? 奈良時代,下級官吏丈部路石勝(いわかつ)の子。
和銅7年生まれ。養老4年父が漆をぬすみ流罪となったとき,7歳。兄の祖父麻呂(おおじまろ),安頭麻呂(あずまろ)とともに父の罪をつぐなうことをねがいでてみずから官奴(かんぬ)となった。その孝心に免じて父は罪をゆるされ,3人も良民となった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android