デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「丈部路石勝」の解説 丈部路石勝 はせつかべのみちの-いわかつ ?-? 奈良時代の官吏。漆部司(ぬりべのつかさ)の令史(さかん)。養老4年(720)官の漆をぬすみ流罪となる。子の祖父麻呂(おおじまろ),安頭麻呂(あずまろ),乙麻呂(おとまろ)が,官奴(かんぬ)となって父の罪をつぐないたいと申し出たため,元正(げんしょう)天皇の勅により赦免され,3人の子もほどなく良民となった。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例