三の切(読み)さんのきり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三の切」の意味・わかりやすい解説

三の切
さんのきり

5段組織の人形浄瑠璃芝居の,3段目の切 (最終場面) のこと。芝居最高潮にあたり,愁嘆場中心一座の重要な太夫が演じる。「鮓屋」 (『義経千本桜』) ,「袖萩祭文」 (『奥州安達原』) など。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む