…この時期が三蹟(小野道風,藤原佐理(すけまさ),藤原行成(ゆきなり))の時代で,道風によって代表される。その筆《三体白氏詩巻》に見える和様の楷書は,滑らかな線質で唐風の鋭利な感触を払拭した丸やかな書体である。これは平安後期の写経の楷書にも通じる書風で,仮名の隆盛とともに日本書道独自の流麗な筆の運びにつながっている。…
※「三体白氏詩巻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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