三使(読み)さんし

精選版 日本国語大辞典 「三使」の意味・読み・例文・類語

さん‐し【三使】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏語。老・病・死の三つをいう「三天使(さんてんし)」の略。「天使」は閻魔(えんま)王の使いの意。
    1. [初出の実例]「毎念仁祠之舎、還恐国家之制。方今三使数催。屠羊日迫。此生不報」(出典:日本三代実録‐貞観四年(862)一〇月七日)
  3. 三人の使者。特に、朝鮮通信使来朝の時の正使・副使・従事官をさしていう。〔捷解新語(1676)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 エンマ 名詞 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む