三千塚古墳群(読み)さんぜんづかこふんぐん

日本歴史地名大系 「三千塚古墳群」の解説

三千塚古墳群
さんぜんづかこふんぐん

[現在地名]東松山市大谷

比企丘陵の北東部、低い丘陵尾根上に八支群に分れて展開する古墳群で、各支群は谷によって画された狭長な尾根上に位置する。古墳群が展開する丘陵地帯の中心部には帆立貝式前方後円墳雷電山らいでんやま古墳(全長八六メートル)がある。同古墳を中心として弁天塚べんてんづか古墳(全長三七メートル)長塚ながつか古墳(全長三七メートル)秋葉塚あきばづか古墳(全長四四・五メートル)という三基の前方後円墳や総数約二五〇基の小円墳群などからなっていたが、近年のゴルフ場建設工事によってほとんどが消滅してしまった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む