出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
…遺骸を納める容器。柩(ひつぎ)のこと。原則的には直接遺骸を入れるものを指し,火葬や洗骨後の骨を納める蔵骨器と区別する。材質により,木棺,夾紵(きようちよ)棺,石棺,陶棺などに,また形状によって,割竹形,舟形,家形,長持形などに分けられる。石棺と木棺が普遍的であり,これらはさらに組合せ式と刳抜(くりぬき)式に区別できる。 扁平な自然石を組み合わせた長さ1.5~2.0mほどの粗末な石棺は箱式棺(シストcist)と呼ばれ,もっとも原初的な棺とみられている。…
※「箱式石棺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...