三在村(読み)さんざいむら

日本歴史地名大系 「三在村」の解説

三在村
さんざいむら

[現在地名]五條市三在町

吉野川支流、宇智うち川流域、宇野うの村北方にあり、高野こうや街道・下市しもいち街道(伊勢街道)が交差する交通の要所。慶長郷帳では「さんさい村」、元和郷帳では「さんざい村」、寛永郷帳では「散在村」とみえる。慶長郷帳にみる村高三六〇・九三石。旗本小堀氏(正行系)領。文久三年(一八六三)八月一七日、天誅組は五条代官所を襲撃、翌日三在村の代官内原庄司宅を打毀した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む