三島大明神社(読み)みしまだいみようじんしや

日本歴史地名大系 「三島大明神社」の解説

三島大明神社
みしまだいみようじんしや

[現在地名]中島町長師 姫ヶ原

大山積命を主祭神とし、高神・雷神などを配神とする。旧郷社。

神亀年中(七二四―七二九)越智玉純が創祀と伝える。「忽那嶋開発記」には「三嶋大明神宮、寿永二年八月廿二日長師姫ケ原勧請、事務藤原兼平、内証法式者山狩山静慶房」とあり、大山積神が姫ヶ原に勧請された。口碑によれば源義経が壇之浦の戦の直前、文治元年(一一八五)三月当神社境内一帯に陣を張ったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む