三崎殿山古墳(読み)みさきとのやまこふん

日本歴史地名大系 「三崎殿山古墳」の解説

三崎殿山古墳
みさきとのやまこふん

[現在地名]会見町三崎

三崎集落の北、殿山(岬山とも)と通称される標高八三メートルの独立丘陵頂部にある前方後円墳。古墳からは法勝寺ほつしようじ川流域すべてを眼下に見下ろすことができる。全長は一〇五メートル、後円部径五八メートル、高さ八メートルの規模で西伯耆地方では最大の古墳。未発掘であるが墳丘形態から古墳時代中期の築造と考えられ、外表から埴輪片が採集され埴輪をめぐらしているものと推定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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